どのお宅でも共通してやるべき準備と、業者さんが来た時に質問すべき確認事項を5つにまとめました。実際の経験から体験談を語っていますので是非参考にしてみてくださいね。
エアコンクリーニング業者が来る前にすべき3つの準備
1.作業場の確保(家具を移動させる・部屋を片付ける)
事前の準備として、エアコンクリーニングの実施当日までにエアコン周りにあるものは移動させるか片付けておきましょう。
特にエアコンの真下の約畳1帖分は、クリーニング業者が床に水が直接かかることを防ぐために養生シートを敷いたり、脚立を置くなど作業のためのスペースになりますので荷物や家具がある場合は事前に移動させておきましょう。
また、部屋の中が荷物や家具などに囲まれて狭い環境になっていると荷物や家具を壊してしまう可能性もあります。もし、どうしても自身で動かせないような家具がある場合は業者の方に相談すれば大抵手伝ってくれます。
2.お隣さんに事情説明(マンションの場合)
エアコンクリーニング時には専用の高圧洗浄機を使います。業者によって種類は様々ですが、掃除機より少し大きいぐらいの音が出ます。
そのぐらいの生活音レベルなので特に騒音による問題があった例などはほとんどないようですが、事前にお隣の方にはエアコンクリーニングが来ることを伝えておいた方が余計なトラブルには合わずに済むかと思います。
3.お風呂場やベランダ、庭などを掃除しておく
エアコンクリーニングの際はお風呂場やベランダ、庭など水場を使用することが多いのでこちらも掃除して片付けておきましょう。
クリーニング作業では専用の高圧洗浄機を使用するため、大量の水を使うことになりますし、外したカバーを洗うのにも使用するスペースとなります。
家の中の水場を使用することができない場合、業者の方に何十リットルもの水をタンクにつめて持参させることになり、作業時間も伸びてしまいます。効率よく作業を進めてもらうためにも事前にしっかり準備しておきましょう。
エアコンクリーニング業者が来た時に気をつけること
1.保証内容の確認
エアコンクリーニングを実施するにあたり業者がエアコンを破損してしまったり、エアコンクリーニング後にエアコンの調子が悪くなったりと後のトラブルになる可能性があります。
依頼しようとしている業者にそういったことが起きた場合の保証があるのかどうかはしっかり事前に確認しましょう。
とはいえ、大手の業者をはじめ、個人の店舗でも賠償責任保険にだいたい加入していますのでよっぽどの業者を選ばない限りは問題ないかと思います。
賠償責任保険というのは、他人の物を壊してしまったりして、業者が損害賠償責任を負った時に、修理費などの損害賠償金が支払われる保険のこと。保証期間はクリーニング業者によって違いますが、大体作業終了後3日以内が目安となっています。
業者名 | 保証の有無 | 保証内容 | 保証期間 |
おそうじ本舗 | 各店舗が加入する損害賠償保険の内容に準ずる | 3日〜1週間以内 | |
おそうじ革命 | 各店舗が加入する損害賠償保険の内容に準ずる | 1週間以内 | |
くらしのマーケット | 独自の損害賠償補償制度があり対人・対物の保証 | 3日〜1週間以内 |
※右にスクロールできます。
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2.近隣の駐車場を知らせる
エアコンクリーニング作業に来てもらう時には家から近いコインパーキングなどの駐車場を教えてあげましょう。
作業用の工具などを持ってくる際にはほとんどの業者が車で来ることになるので、近所に迷惑になってしまうスペースに車を停めたり、道路交通法違反などによる余計なトラブルを起こさないようにするためです。
駐車場をこちらから教えてあげないと勝手に停めたコインパーキング代を請求されてしまう可能性もあります。
Q&A
お茶菓子を用意すべき?
無くても問題はありませんが、あった方がより丁寧に作業してもらえる可能性は高くなるでしょう。
ですが、夏場の場合は体調を崩してしまう可能性もあるので、飲み物だけは出してあげた方が良いですね。
お手洗いは使うのか?
使うと考えた方が良いです。
業者のほとんどはなるべくお客様の家で用を足すことは失礼にあたると考えて使わないように配慮していますが、体調が急に崩れることもありますので使用する前提でいた方が良いでしょう。
用意すべきものはあるの?
作業スペースさえあれば特にこちらで用意するものはありません。
スリッパなども業者で持参しているので、相手の断る気まずさを考えるとむしろ用意しない方がいいでしょう。
キャンセル料はかかるの?
業者によってかかる場合とかからない場合があります。
かかる場合にも何日前であればかからないなども業者によってまちまちなので、依頼する業者に確認しましょう。
作業中は何をしていればいいの?
作業の動線を避けていれば何をしていても問題ありません。
別の部屋で好きな時間を過ごす方がほとんどのようですが、防犯上の点を考慮してさすがに外出はしないようにしましょう。