なんで「そんなに時間がかかるの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。そこでこの記事では、タイプ別の所要時間を紹介していきながら、どんな作業にどのくらいの時間がかかるのかも合わせてご説明します。
【タイプ別】エアコンクリーニング業者(エアコン掃除業者)にかかる時間
エアコン掃除の所要時間は1時間〜2時間
タイプ | 所要時間 |
お掃除機能なし1台 | 1時間〜2時間 |
お掃除機能なし2台 | 2時間〜3時間 |
お掃除機能付き1台 | 2.5時間〜3時間 |
お掃除機能付き2台 | 5時間〜6時間 |
天井埋め込み1台 | 3時間半〜5時間 |
お掃除機能なし(壁掛けタイプ)
いわゆる家庭でよく見かける一般的なタイプのエアコンがこちら。平均して『1時間〜2時間』が目安になります。
エアコンタイプではこちらが一番所要時間が短く済みます。
最近では、自分でもクリーニングができる簡易的な商品も売られていますが、自分でやった場合は内部を分解して隅から隅まできれいにというわけにはいきませんよね。
お掃除機能付き
お掃除機能付きエアコンは『2時間〜3時間』が目安になります。
お掃除機能付きエアコンとは、自動洗浄機能付エアコンのこと。フィルターに付着したホコリなどを自動で綺麗にしたり、内部で送風を送りカビの発生を防いでくれるなど、いつも清潔な状態に保ってくれる機能が搭載されています。
しかし、いくら自動で綺麗にしてくれるとはいえ定期的なクリーニングは必要です。お掃除機能付エアコンは内部の構造が入り組んでおり、高性能な部品を分解して洗うため、通常よりも時間がかかります。
天井埋め込みタイプ
天井埋め込みタイプは『3時間半〜5時間』が目安になります。
天井埋め込タイプ(天カセ)のエアコンは、見た目が従来の壁掛け対応とは異なり圧迫感がないのでこのタイプを導入しているマンションも増えてきています。
このエアコンタイプは壁掛けに比べ大型で、内部構造も複雑なため、作業時間が大幅にかかります。
このタイプを使用しているご家庭はまだ多くはないかと思いますが、「うちはこのタイプのエアコンだ!」という方は少なくとも半日くらいは拘束されるつもりでいた方が良いでしょう。
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掃除の流れと所要時間
掃除の流れ
- エアコン周りの養生
- エアコンの分解
- 洗剤の塗布
- エアコンカバーの洗浄
- エアコン内部の高圧洗浄
- 乾燥→カビ防止スプレー
- エアコンの組み立て
- 道具の片付けと作業場の清掃
- 動作確認
- 支払い
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エアコンクリーニング作業以外にも発生する時間
クリーニング以外にも発生する時間 | |
家具の移動や準備 | 場合による |
エアコン掃除後の片付け | 10〜20分 |
家具の移動や事前準備
エアコンクリーニングを行う前に、業者はクリーニング用の作業スペース確保をしなければなりません。事前に床の養生や水飛びしないよう壁や周りにある家具などにビニールをかぶせたりするなどの事前準備が必要になります。
エアコンの設置場所によってはこの事前準備に『1時間弱』かかる場合もあります。
作業中になにか破損や事故などのトラブルが起こってしまうことを一番に防がなければならないので、業者もここには労力を注ぎます。
エアコン掃除後の片付け
作業が終わった後も業者は確認事項があります。
具体的には、「養生の片付け」と「作業中に使った水周りの掃除」「壁や床などに汚水が飛び散っていないかどうかの確認」をしっかり行います。あとは作業時に使った道具の片付けをして一通り終了となります。
この一連の片付けにも『10分〜20分』かかるため、時間をこの分だけでも少し短縮したい場合は、「こちらでやれるものはやっておきます」と一言伝えておけば、業者も少し早く帰ることができるので拘束時間は短く出来る場合もあります。