プロの業者にエアコンクリーニングをお願いする場合、「エアコンをその場で掃除するパターン」と「エアコンを取り外して専門工場で掃除するパターン」の2つがあります。
そして、どちらもメリットデメリットがありますし、しっかりと理解していないとお金や時間の無駄になることも。
この記事では、
- 持ち帰りの掃除をおすすめしない理由
- 持ち帰り掃除のメリットとデメリット
などについて紹介していきます。
エアコンクリーニングの持ち帰りは辞めた方がいい3つの理由
1.通常のエアコン掃除よりも時間がかかる
通常のエアコン掃除よりも時間がかかる
クリーニングお預かり期間:7日間〜
取り外したエアコンを持ち帰り、専門工場で分解クリーニングしてから再度お取り付けにお伺いするまでの日数となります。
※時期によって異なるため、あくまで目安となります。引用:クリピカ
持ち帰りでのエアコン掃除のデメリットは、時間がかかることです。
業界大手のクラピカでは、お預かり期間を7日と設定していますが、これはあくまで閑散期の期間です。
7月前後の繁忙期になってしまうと、2週間以上かかることもあります。
2.持ち帰っている間はエアコンを使えない
持ち帰っている間はエアコンを使えない
当たり前ですが、エアコンを持ち帰っている間、エアコンは使えません。
「えっ!代用機とかないの!?」
と思うかもしれませんが、代用機を貸してくれる業者はほとんどないでしょう。
つまり、暑くなり始める7月ごろに掃除の依頼をするのはかなりきついです。
3.持ち帰りのエアコン掃除は料金が高い
持ち帰りのエアコン掃除は料金が高い
業者名 | 通常タイプ | お掃除機能付き |
持ち帰りのエアコン掃除 例:ダイキン |
20,000円 | 23,000円 |
おそうじ本舗 | 12,100円 | 20,900円 |
くらしのマーケット | 7,000円〜 | 16,000円〜 |
ユアマイスター | 6,980円〜 | 15,000円〜 |
何よりエアコンの持ち帰り掃除は、お金がかかります。
場合によっては、その場でのエアコン掃除の2倍、3倍ほどの値段になることも。
また、業者によって違いますが、
- 清掃代
- 取り外し代
- 取り付け代
などと、さまざまな項目でお金がかかることもあります。そのため、価格表に記載されている項目だけを見ている人は注意しましょう。
価格表以外にも、料金が発生することもありますよ。
持ち帰りのエアコン掃除と、通常のエアコン掃除の明確な違い
概要 | 持ち帰りのエアコン掃除 | つけたままのエアコン掃除 |
特徴 | エアコンを取り外し、パーツを丸ごと洗浄 | エアコンを付けたままそのまま洗浄。1日で作業完了 |
洗浄場所 | 専用工場 | お客様宅 |
お客様宅での作業時間 | 取り外し:約15分 取り付け:約45分 |
約1時間〜2時間 |
お掃除機能付き | ||
洗浄箇所 | 全面 | パーツとアルミフィン |
背面パネル | ❌ | |
フィルター | ||
熱交換器 | ||
シロッコファン | ||
ドレンパン |
その場のエアコン掃除の場合は、値段が安い分、背面パネルや熱交換器などを完全にきれいにすることはできませんし、1つのエアコンに付きっきりで1時間以上の掃除を行います。
持ち帰ってエアコン掃除をしてくれる場合は、値段が高く時間がかかってしまいます。しかし、隅々まできれいにしてくれるのが最大のメリットです。
持ち帰りのエアコン掃除に向いている人
持ち帰りのエアコン掃除に向いている人
持ち帰りでの掃除をおすすめしたい人は、以下の項目に当てはまる人です。
- 部屋で長時間作業してほしくない人
- 徹底的にきれいにしてほしい人
正直、この2つに当てはまらないなら、持ち帰りのエアコン掃除をお願いするのはもったいないです。
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