室内機で発生した水滴を外に排出するドレンホースですが、、、
実は、ドレンホースが地面についているとエアコンからゴキブリが湧いてしまうかもしれません。また、エアコンから水が出てきたり、カビが発生したりします。
この記事では、ドレンホースが地面についてはいけない理由と対処法を紹介します。
エアコンを快適に使うための重要なことなので、ドレンホースが地面についているならすぐに対処するようにしましょう。
エアコンのドレンホースは地面につけない方がいい2つの理由
- 先端が詰まる
- 虫が侵入してくる
1.先端が詰まる
ドレンホースが地面についていると、先端でゴミが詰まってしまう可能性があります。
ドレンホースは室内機から出た水を屋外に排出するホースです。つまり、ホースが完全に下向きになっていなければ意味がありません。
地面にホースがついてしまっている場合、ホースの先端は横向きになってしまいます。こうなると水がホース外に排出されにくくなりますし、水分がホースの先端に溜まることでゴミが付着しやすくなります。
砂埃などのゴミがドレンホースを伝ってきた水分と混ざり詰まってしまうのです。
ドレンホースを正常に機能させるためには、ホースの先端を地面につけずに下向きに垂らしておかなければなりません。
2.虫の侵入を防ぐ
ドレンホースが地面についていると、虫がドレンホースから室内に侵入することがあります。
侵入してくる代表的な虫といえば、カナブンやゴキブリです。
エアコンのカバーを外した時にゴキブリがいたことはありませんか?
実は、室内のゴキブリが室内機に侵入したのではなく、ドレンホースから中へ侵入してきた可能性が高いです。
ドレンホースが地面についていると、虫が入りやすくなります。また、ドレンホースはカナブンやゴキブリが侵入しやすい大きさでもあります。
地面から離して下向きになっていると、虫の侵入を防げるようになります。

エアコンのドレンホースが地面についている場合の対処法
- ドレンホースを切る
- 防虫キャップをつける
1.ドレンホースを切る
おすすめの対処法がドレンホースを切ってしまうこと。
地面についてるドレンホースの先端を切り、地面から浮かせた状態にしましょう。ドレンホースは切ってしまっても問題ありませんし、ホースが長いより短い方がゴミが詰まる可能性も少なくなります。
さらに、ドレンホースの先端がゴミで詰まっている場合は、切り落とすため詰まりを根本から解消できます。
ドレンホースを切る場合は、カッターなどで簡単に切断できます。安全のため軍手などをしてから切り落とすのがおすすめです。地面から5cm以上離れたところを切るようにしましょう。
ドレンホースが地面についていなければ、ゴミの詰まりや虫の侵入も防げます。また、お金をかけずにできるので、ドレンホースが地面についている場合は切断してしまいましょう。
2.防虫キャップをつける
虫の侵入を防ぎたいなら防虫キャップをつければ解決です。
ダイソーやセリアなどの100均にドレンホースのキャップが売っているので装着してみましょう。
装着するだけで虫の侵入を防げるので、虫の侵入だけを防ぎたい人は防虫キャップがおすすめです。
しかし、ドレンホースが地面についている状態で防虫キャップをするのは、おすすめできません。
虫の侵入は防げるかもしれませんが、細かいゴミなどは入ってきますし、装着前よりもゴミが詰まりやすくなる可能性があります。
防虫キャップをつけるなら、まずはドレンホースを切る方法がおすすめです。ドレンホースを切っても昆虫の侵入が安心できない人は、防虫キャップをつけてみてください。