エアコンから水漏れする原因のほとんどがドレンホースです。
そもそもドレンホースとは、エアコン内部で発生した水滴を屋外に排出する役割をしてくれます。
エアコンの水漏れが気になる方は、ドレンホースの異常を解決するだけで水漏れが解消されますよ。
- エアコンから水漏れする原因
- ドレンホースの掃除方法
- エアコンの水漏れを防ぐ応急処置
「エアコンが水漏れして困っている」という方は、簡単なドレンホースの掃除方法を紹介していますので参考にしてください。
エアコンの右側と左側から水漏れする原因はドレンホース
エアコンから水漏れがする場合の原因は、ドレンホースであることがほとんど。
このドレンホースが以下2つの原因により、水漏れが発生してしまいます。
- ドレンホースの詰まり
- ドレンホースのたるみ、劣化
よくあるのが、ドレンホースの中にゴミが詰まってしまうこと。ゴミが詰まってしまい水の排出ができずに、エアコン内部まで水が逆流してきます。
また、ドレンホースが途中で潰れていたり先端が曲がっていたりすると、ドレンホースとして機能しない可能性があります。
ドレンホースを掃除する方法
ドレンホースは定期的に掃除をすることが大切です。ドレンホースを掃除することで、エアコンから水漏れはしなくなりますし「ポコポコ」という変な音も解消されます。
ドレンホースを掃除するには、ドレンホース用サクションポンプを使うのがおすすめです。ドレンホースの先端にポンプを挿入して、吸引するだけでドレンホース内の詰まりを解消してくれます。
ドレンホース用サクションポンプはホームセンターで1,000円くらいで購入できます。エアコンから水漏れが発生した場合は、一度試してみてください。
他にも、プロのクリーニング業者にエアコンをクリーニングしてもらうことでドレンホース内も掃除してくれます。エアコンとドレンホースの両方をきれいにしたいなら、プロの業者に依頼してみましょう。
エアコンの右側と左側から水漏れした場合の応急処置
- エアコンをOFFにする
- エアコンの電源コードを抜く
- ドレンホースの中に細い棒を突っ込み中の汚れを掻き出す
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1エアコンをOFFにする
まずは、エアコンの電源をOFFにしましょう。
冷房が付いている場合は、エアコン内部で水滴が発生する状況になります。
この状況では、ドレンホースを掃除してもどんどん水が出てくるのでうまく掃除ができなくなります。また、とてもドレンホースから水がドバッと出てくる可能性があるので、洋服も汚れる危険があります。
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2エアコンの電源コードを抜く
エアコンの電源をOFFにしたら、念のため電源コードを抜いておきましょう。
電源コードを抜くだけで感電のリスクを減らせます。
もしコンセントに水気を感じた場合、素手で触らずにブレーカーを落としましょう。また、コンセントに水がつかないようにテープを取り付けるなどした方が感電のリスクを軽減できます。
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3ドレンホースの中に細い棒を突っ込み中の汚れを掻き出す
電源コードを抜いたら、ドレンホースの中に細い棒を突っ込み詰まりを取っていきます。
ドレンホースは14mmと16mmがあるので、14mm以下の棒だと入りやすいです。
また、かなり長めの棒を用意しないと奥の方まで掻き出せません。なるべく長い棒を使い掻き出しましょう。
「ゴボッ」という音とともにゴミが出てきたら、詰まりが解消された合図です。
詰まりが解消されたら、ドレンホースの先端が地面についているかどうか確かめておきましょう。ドレンホースが地面についた状態で横向きになっていると、先端にゴミが溜まりやすく詰まりを起こすことがあります。
地面から5cmほど高い位置でドレンホースを切り、ドレンホースの口を下向きにしましょう。これをするだけでエアコンの水漏れを解消できますし、ドレンホースが詰まることも少なくなります。