久々にエアコンを使用すると、「カビ臭い!」と感じることはありませんか?
春秋はエアコンを付けないことが一般的ですよね。その数ヶ月の間に、エアコンは悪臭を放つようになってしまいます。
久々にエアコンをつけるときに注意したいポイントは3つ。
- フィルターの掃除
- 吹き出し口の掃除
- 送風でエアコン内部を乾燥させる
実は、これらを行なうだけでエアコンを快適に使うことができます。エアコンを久々に利用してみようと考えている人は必読です。
夏と冬に関係なくエアコンを久しぶりに使うときの注意点と確認事項
- フィルターの掃除
- 本体の吹き出し口の掃除
- 送風運転を3、4時間行ってエアコン内部を乾燥させる
1.フィルターの掃除
清掃後のフィルター
久々にエアコンを使うなら、フィルター掃除は必須だと覚えておきましょう。
フィルターは、ホコリを取り除いてきれいな風を送り出してくれます。ここが汚れているのは衛生的にも悪いですし、空調機能も低下します。
フィルター掃除はとても簡単。
▼エアコン内部を開いて、フィルターを取り出し、水で洗い流しましょう。
エアコンの内部を開くとこんな感じ
▼汚れがひどい場合は、中性洗剤で汚れを落とすのがおすすめ。
シャワーで埃を洗い流す
そのあと、しっかりと乾かしてから再度装着してあげましょう。
こうすることで、ホコリっぽい臭い風を排出しなくなりますよ。フィルター掃除に関しては、エアコンを久々に使い始めるときだけでなく、使い終わるときにも掃除しておくことをおすすめします。
2.本体の吹き出し口の掃除
吹き出し口を水拭きしたり、綿棒で綺麗にする
素人ができる掃除として、吹き出し口もあげられますよね。エアコンを久々に使うなら、吹き出し口の掃除も必須と言って良いでしょう。
吹き出し口をのぞいてみると、カビが発生しているのが見えるかもしれません。それを濡れ雑巾で拭き取ってください。
エアコンの羽が取れるタイプなら、羽を取ってしまい奥まで拭き取りましょう。カビの臭いが発生しているなら、軽減させることができますよ。
ちなみに、冬の使い始めは吹き出し口の掃除は必須。真夏の冷蔵は、エアコン内に結露を発生させやすくカビも繁殖しやすいのです。
フィルターと同様に、シーズンの使い始めと終わりに掃除することがおすすめ。
3.送風運転を3、4時間行ってエアコン内部を乾燥させる
送風運転を3〜4時間行い内部を乾燥させる
フィルターと吹き出し口の掃除が終わったら、送風運転でエアコン内部を乾燥させていきましょう。
これは掃除の仕上げ的な項目です。掃除をした際に残った水分や、元々残ってしまっている水分を送風運転で飛ばしていきます。
これを最後に3,4時間行なうだけで、カビの臭いやホコリっぽさがだいぶ変わりますよ。ぜひ試してみてください。
フィルター掃除だけでも行うと節電になる
フィルター掃除だけでも行うと節電になる
久々にエアコンを使い始めるときの3つの掃除ポイントを紹介しましたが、中でもフィルターはこまめに掃除することをおすすめします。
それは快適な空気を送り出すためではなく、節電にもなるからです。
フィルターにホコリが大量に詰まっていると、部屋の温度を下げたくてもホコリが邪魔をして、なかなか部屋を冷やしてくれません。そうなると、設定温度を下げたり風量をあげたりしますよね。
こうすることで、どんどん電力を使ってしまいます。