エアコンの水音がうるさい場合、エアコンの中がカビだらけかもしれません。
エアコンから「ぴちゃぴちゃ」や「ポコポコ」と音がするのは、エアコンからのクリーニング指示でもあります。エアコンから水の音が聞こえた場合は、故障する前に対処しましょう。
この記事では、水音がうるさい2つの原因と対処法について解説していきます。
場合によっては、プロのクリーニング業者でないと対応できないこともありますので、早めの対応を心がけましょう。
エアコンの水音がうるさい!ぴちゃぴちゃ・ポコポコする場合の原因と対処法
- エアコン内部の汚れ
- ドレンホースのつまり、汚れ
原因1.エアコン内部の汚れ
エアコン内部の汚れが原因で、水音がすることがあります。
本来水が流れるはずのところを汚れが邪魔すると、水がしっかり流れてくれません。水がしっかりと流れないため、エアコンから水が滴ったり漏れたりして水の音がしてきます。
もはや水の音だけでなく、エアコンから水が漏れてくることもあります。ひどい場合は、ファンの回転で水が飛び散るかもしれません。
このような状態になると、エアコン内部が非常に汚い状態です。カビが発生し、健康被害をもたらす可能性もあります。
対処法:プロの業者に依頼する
エアコン内部の汚れによって水の音がする場合は、プロのクリーニング業者に任せるしかありません。
素人の清掃では届かない奥深くまで、汚れが溜まっている可能性が高いからです。
ただし、重要なことは業者にクリーニングしてもらったら綺麗な状態を保つために自分でも掃除をすることです。
月に1〜2回のフィルター掃除をして、吹き出し口も手の届く範囲で掃除をしましょう。エアコンを使用する時期は定期的に掃除することで、快適な状態を保ったまま長く使用できます。
もちろん、プロのクリーニング業者にも年に1〜2回くらいはクリーニングしてもらうのがおすすめです。
原因2.ドレンホースのつまり、汚れ
「ポンポン」という水音がした場合、ドレンホースが詰まっている可能性があります。
ドレンホースは室内機で発生した水滴を室外に排出するホースのこと。室外と室内をつないでいます。
機密性の高い部屋で、室外と室内の気圧差ができると発生し、室外から室内に空気が入ろうとします。この時に窓を閉め切っていると、ドレンホースの穴を空気が通ろうとして、「ポンポン」と音が発生するのです。
空気が室外から室内に入ってくる現象ですが、基本的に故障の心配はありません。しかし、「ポンポン」と音がなる理由は、ドレンホース内にゴミが詰まっているからです。ドレンホース内にゴミが溜まってしまうと、水が排出できなくなり室内機から水漏れを起こすことがあります。
対処法:ドレンホースの交換か専用ポンプの購入
ドレンホースの詰まりを解消する方法は、
- 掃除機を使う
- ドレンホースを交換する
- ドレンホース専用ポンプを使う
の3つが主な方法です。
ホームセンターには、ドレンホースを綺麗にする専用のポンプが売っていますので試してみましょう。ドレンホース内の詰まりを解消してくれます。
また、掃除機でドレンホース内の汚れを吸い取る方法もあります。もっともきれいになる方法は、ドレンホースを交換することです。
ドレンホースは水を排出する大切な役割があるため正しく機能させることが大切。ドレンホースの重要ポイントは以下の記事でもまとめていますので確認してください。