
エアコンが壊れた時の代用品7選
- 「エアコンが壊れた!」
- 「エアコンより安い代用品がほしい!」
生活する上で非常に便利なエアコン。しかし、真夏にエアコンが壊れてしまったら、地獄ですよね。
エアコン修理をお願いしたくても、その日のうちに対応してくれる業者は少ないですし、修理費用が高額になる場合も。
この記事では、エアコンより安く、エアコンの代用品になるものを紹介していきます。
エアコンが壊れた時に代わりになる暖房器具7選
- オイルヒーター
- オイルレスヒーター
- パネルヒーター
- 電気ストーブ
- 灯油ストーブ
- ホットカーペット
- こたつ
1.オイルヒーター【約10,000円〜】

オイルヒーター
室内を暖める代用品としては、オイルヒーターがおすすめ。電気でオイルを温めて、そのオイルがパイプを循環することで熱を発する機械です。
比較的に安い値段で手に入れられますし、空気だけでなく壁や床までじっくりと暖めてくれます。さらに、電源を切ってからもしばらく放熱し続けてくれるのもポイント。
しかし、オイルが温まるまで20分ほど時間がかかってしまうこともあり、電源をつけてから部屋が暖まるまで少し時間がかかってしまいます。また、暖まるまで時間がかかることから電気代も高額に。
メリット
- エアコンより安価で手に入れられる
- 部屋全体を暖めてくれる
デメリット
- 暖かさを感じるまで時間がかかる
- 電気代が高い
2.オイルレスヒーター
オイルレスヒーターは、オイルヒーターとは違いオイルを使わずに空気を暖める暖房器具です。空気を直接暖めるので、速暖性が高く空気を汚さないのがポイント。
本体の表面温度が低いため子どもやペットがいる家庭でも使いやすく、オイルが入っていないため比較的に軽いです。部屋から部屋への持ち運びも簡単にできます。
しかし、オイルヒーターと比べて高額になってしまうのがデメリット。さらに、開発しているメーカーが少ないため自分の部屋に合うオイルレスヒーターを見つけるのが難しいです。
メリット
- オイルヒーターより速暖性が優れている
- 表面温度が低く火傷のリスクを下げられる
デメリット
- オイルヒーターよりも高額
- 商品のラインナップが少ない
3.パネルヒーター
パネルヒーターは、面積の広い板を暖めることで空気全体を暖める暖房器具です。商品によっては薄くコンパクトのため持ち運びや収納が簡単で、トイレや机の下などに置いて使用できます。
パネルヒーターは種類が多いため、用途に合わせて適切なものを選べるのが魅力。また、速暖性に優れています。
ただ、コンパクトな割にはワット数が高いものが多く電気代がかかります。用途に合わせた商品を選んで無駄な電力を使わないようにするのがポイントです。
メリット
- コンパクトで持ち運びや収納が楽
- 用途に合わせて選べる
デメリット
- ワット数が高く電気代がかかる
- 足元を暖める商品が多い
4.電気ストーブ(セラミックファンヒーター)【約2,000円〜】
お手軽な暖房器具として、電気ストーブは人気があります。温めたい部分に当てることができるお手軽さに加えて、価格が安く手に入れやすいメリットも。
オレンジ色に光るので、視覚的にも温かみを感じますよね。
しかし、電気ストーブは一部分を温める器具です。エアコンのように部屋全体を暖めるには非効率。ハイパワーで電気ストーブを使って部屋を暖めようとすると、時間もお金もかかってしまいます。
脚だけ温めたい人にとっては便利ですよ。
メリット
- 本体価格がお手軽
- 持ち運びやすく使いやすい
デメリット
- 部屋全体を暖めるものではない
- 使い方によっては電気代がかかってしまう
5.灯油ストーブ
灯油ストーブは、灯油を燃料にした暖房器具です。広範囲を一気に暖められるだけでなく、灯油を燃焼させる過程で水分が発生するため加湿効果もあります。
乾電池やマッチで使用できるため、キャンプや災害時にも大活躍します。温かみのある火の光とレトロな見た目から、インテリアとして使用する人も少なくありません。
ただ注意点としては、換気せずに長時間使うと一酸化炭素中毒になる可能性があります。就寝時の使用は危険です。また、灯油を使うため灯油タンクの置き場所や灯油の費用がかかります。
メリット
- 広範囲を暖めて加湿までしてくれる
- キャンプや災害時にも活躍
デメリット
- 一酸化炭素中毒には注意が必要
- 灯油の費用がかかる
6.ホットカーペット【約5,000円〜】
寒さを感じやすいのが脚元ですよね。そんなときに活躍するのがホットカーペットです。
エアコンでは、脚元まで温めることはできません。その点ホットカーペットは下からの寒さをカットしてくれるメリットがあります。寝転がれば温かさを直接感じられますね。
また、エアコンやオイルヒーターと比べると電気代も安く済みます。
しかし、温めてくれるのは脚元だけ。空気を暖めることはできませんし、大きなカーペットを使うと無駄な部分が出てきてしまいます。
メリット
- 本体も電気代も安上がり
- 下からの寒さを防いでくれる
デメリット
- 部屋を暖めることはできない
- 人がいないところは無駄になってしまう
7.こたつ【約10,000円〜】
日本人が生み出した最高の暖房器具がこたつでしょう。部屋全体を暖めるものではありませんが、少ない電力で机の下を温めてくれます。
さらに布団が空気を逃さないため、効率よくこたつ内を温められます。
こたつ机とこたつ布団がセットで約10,000円以下で購入できるものもあるのでとてもおすすめ。
最大のデメリットは、こたつから出たくなくなるということでしょう。長時間こたつにいると、脱水症状になってしまうこともあります。
メリット
- 電気代が非常に安い
- こたつ布団の中をすぐに温められる
デメリット
- こたつ内部のみ温められる
- 長時間の使用で低温やけどや脱水症状になることも
エアコンが壊れた時に代わりになる冷房器具3選
- 冷風機
- 冷風扇
- 扇風機
1.冷風機【約30,000円〜】

冷風器
冷風機は小型のエアコンと言える代用品。エアコンには室内機と室外機がありますが、冷風機はその2つが一緒になっています。
持ち運びができエアコンよりも安価。そして、カラッとした冷たい空気を送り出して部屋を急速に冷やしてくれます。
しかし、エアコンと同じ仕組みになっているため、熱を排出しなければならないデメリットも。つまり、エアコンのように熱を排出するダクトが必須。
そのまま使用すると、部屋の中に冷たい空気と暑い空気を一緒に放出することになり、逆効果になってしまいます。
メリット
- 持ち運びができる
- エアコンのようにカラッとした冷たい空気が出る
デメリット
- 排熱を放出するダクトが必要
- 電気代が少し高い
2.冷風扇【5,000円〜】

冷風扇は、水の気化熱を利用して冷たい風を排出してくれます。水の冷たさを利用しているため、コンプレッサーを使用した冷風機と比べるとかなり安価。
電気代も、エアコンより格安です。
ただ、冷たい風と言ってもエアコンのようなカラッとした風は排出してくれません。水の気化熱を利用しているため、湿っぽい冷たい風を排出します。
つまり、部屋全体を冷やすほどの力はなく、部屋の湿度が上がってしまうデメリットも。
メリット
- 冷風扇本体の値段が安い
- 電気代も安上がり
デメリット
- 部屋全体を冷やすほどの力はない
- 部屋の湿度が上がる
3.扇風機【約3,000円〜】

扇風機
エアコンの代用品として最初に思いつくのが扇風機ですよね。最近は、手持ちの扇風機や卓上の小さいものまで登場していますが、一般的な大きい扇風機は3,000円くらいで購入できます。
扇風機の良さは電気代も本体も安いこと。そして、持ち運びが非常に楽。
また、扇風機の真後ろに保冷剤などを置いて、お手製の冷風扇を作ることもできます。汎用性が高いことが最大のメリットと言えるでしょう。
もちろん、扇風機なのでエアコンのように冷たい風を送り出す機械ではありません。部屋全体を冷やしたいなら、冷風機などを利用すると良いでしょう。
メリット
- 本体も電気代も安い
- 軽くて持ち運びも簡単
デメリット
- 冷たい風を送り出すものではない
- 羽付きの扇風機は子どもが怪我をする可能性も
その他のエアコンの代用品
- 扇風機+扇風機カバー
- サーキュレーター+保冷剤
エアコンが壊れた場合やエアコンがない人は、扇風機カバーや保冷剤を扇風機の裏側に置くことで。冷たい空気を排出することができます。扇風機ならエアコンよりも安いですし、保冷剤などを一緒に使うことで冷たい空気に変えることも可能ですよ。
エアコン代わりになる暖房器具には、以下のようなものもあります。
- 電気ファンヒーター
- 石油ストーブ
特に最近は、電気ファンヒーターが人気です。比較的安く手に入れられますしコンパクト。部屋全体を暖める力はありませんが、椅子の近くに置けば効率よく温まることができますよ。